14.ヘルメットの仕上げ

全体のアウトラインや比率などを良く解析してから造形を始めました。作業中にも何度も確認してOKだと判断したら仕上げていきます。ヘルメット部分の難所は台形の凹み部分の位置や形状でした。最後まで修正作業がありましたが、やはりフェイスよりも一足先に仕上がりました。

鉛筆で書き込んだ小さな丸は凹みです。傷を見付けて処理していたら終わりませんから、凹みを均す作業に集中します。作業部屋の照明を落として隣部屋の明かりに照らすと月のクレーターのように僅かな凹みが見えるようになるのです。目に良くないとは思いますが…その明かりの中で鉛筆で一気にロックオンしてしまいます。

キズ埋めではなく凹みの均しです。

ポリパテを指で塗り付けて膨らませます。表面のラインの凸凹を消す作業ですから硬化後も削り過ぎないように注意します。凹んでしまったら意味が無いのです。塗り込んだ後の削りで傷状の凹みが出ますから、次にはその凹みにポリパテを塗り込んで同じ事を行います。2~3回で終了させるつもりで作業します。何度も繰り返していても意味が無い事を頭に叩き込んで作業しています。

厳密には小傷があるんですが、それをポリパテで埋めていても意味が無いんです。小傷が消えるほどサンドペーパーで当てていても凹むので無意味なんです。3回くらいの凹み修正で小傷は減りますから気にしないでドンドン作業を進めます。微細な傷はラッカーパテで消すのです。

自動車補修用のラッカーパテ「ソフト99うすづけパテ」を愛用しています。マスク類の表面処理に向いています。磨き込めば鏡面になるくらいに肌理が細かいのです。難点は模型用ラッカー薄め液で溶けにくい所です。溶きパテにするにはペンキのシンナーで溶かす必要があります。プラモデルには使えません。プラが凹みますから。作業手順もプラモデル的では無いですね。大まかに処理して最終的に磨き出すような感じで進めます。ポリパテ単一にするのは、このラッカーパテを使いたいからです。

磨いたら終了です。ヘルメットパーツは完成しました!

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