12.鼻筋の修正

ポリパテ置換の影響で変形する事があります。

今回の場合は予想していたので慌てません。石膏型を3分割したのですが、顔の中央のに分割線が来ているのです。ポリパテは硬化時に少し収縮します。周りのポリパテ部分と引っ張り合いをするので、全体的に縮むのが普通なのですが型の端部分は様子が違うのです。遠慮なしに縮んでカールする事が多いです。顔の左右のパーツが少しずつカールしたので、鼻が低く変形しました。

ポリパテを盛って修正します。

低い部分を高く盛る場合はエポキシパテが適している場合が多いのですが…

自分の場合は作業が早い事もあって、ポリパテが安定していません。硬化する前に修正箇所を見付けて、直ぐに同素材であるポリパテで盛ってしまいます。同化しますので硬化時間の差異も少なく同一方向に引き合って完全硬化しますので、割れや剥がれが少ないように思っています。

エポキシパテは性質が違うので硬化時に引っ張り合う方向が違ってしまうと、ペロリと剥がれる事があるのです。(作業はエポパテの方が簡単です。)

ポリパテを厚めにツンツン立てながら盛り上げます。

余分なポリパテを削ります。

この時に滑らかになるまで削ってしまったら意味がありません…。正解のラインを想像して余分な分だけを削ります。デザインナイフと布ヤスリ(#100くらい)で削ります。磨くのではありません。

模型用のラッカー薄め液をポリパテの主剤に混ぜて滑らかになったら硬化剤を足して練ります。緩めたポリパテを指で擦り込みます。肌が敏感な方はビニール手袋や指サックをした方が良いと思います。シンナーとポリパテを混ぜたものを指で擦り込むのですから…。

この先は緩めたポリパテを盛って削って…で似せていきます。

何処を処理すれば良いのか分からない時は眺めて考えると良いです。理解しないまま作業すると泥沼に入り込みますよ。延々と繰り返して飽きてしまって放置することになるので…。

高くする部分と削って低くする部分をよく観察して、最低限の手順で完成に向かいます。

この時点での予測した等高線を下書きしています。(最終的にはもう少し複雑な形になりました。)フェースプレートの凹みは複雑な形状で構成されています。これは縦横に波のような形状の曲線があり、交差するので凹みの形状が不思議な形になるのだと思います。なんとなく削っていても完成しませんから、下書きは大切だと考えています。

鼻筋の出っ張り加減は落ち着きましたが…フェイス全体の凹凸を考慮して処理しないと出来上がりません。実物を良く観察して再現する事になります。フェイス部分は唇や歯の形、ゴーグルの凹凸などすべてが影響し合っています。同時に処理しないといけません。つまりフェイスが出来上がるのは歯の形状も唇もゴーグルも全体の起伏も同時だという事になります。

修正しながらも表面全体の処理も行いますので、完成に近付くとキレイになって行きます。この状態でほぼ完成状態だと思って作業してます。

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