9.マイナスビスの話

仮面ライダーが製作された頃には、ビスは+と-がありました。今現在もドライバーにはプラスとマイナスがあるのに、ビス頭は全部プラスになりました。マイナスのビス頭は消えてしまいました…。工業の規格が変わりマイナス頭は締め付けの強度などの理由で無くなったそうです。

仮面ライダーのマスクには覗き穴があります。その覗き穴の裏側に透明スモークの塩ビ版が取り付けられていてその取り付けにビスが使われています。当時のビスの頭はマイナスビスだったのです。手に入れるのが困難なので作る事にしました。

ホームセンターには真鍮製の丸頭の釘が売られていますので、その頭に溝をつけて真鍮のマイナスビスにしてしまうのです。一本一本手作業で溝を掘りました。破損した時の事を考えて、マスク6個分で60本必要です。頑張って溝を切りました…。

Aタイプのビスの様子です。

片側4本のビスで塩ビ板が取り付けられています。Aタイプではビス穴の加工で「ザグリ」が施されていてビスが一段奥に入っています。このためビスの頭の塗装が剥げにくいのです。

Aタイプは全体的にキレイな加工で仕上げているように見えます。

こちらがBタイプの様子。

ビス穴を開けてビスを差しただけなので塗装が剥がれていますね。片側5本のビスで塩ビ板が取り付けられています。ビス穴の左右位置の話ですが、下側中央のビスの後ろに欠けがありますね。塗装前の成形時の欠けのようです。この欠け部分を避けるようにビス穴を開口したようで、左目の下と右目の下ではビス穴の位置が同じになっていません。この欠けが無ければ左右のビス穴のパターンは同じ位置に開いたのだと思います。

まぁ、仮面ライダーのマスクは左右非対称なので気になりません。

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