8.皮革パーツ

革生地を型紙を使ってカットしていきます。型紙は現物合わせで作るのですが、カレンダーの紙を使ってます。最初はザックリ切り出して作り現物に合わせながら2回ほど作り直して清書するように合わせていきます。型紙が出来たら革に乗せてマジックで線を引き切り出します。塗装の都合を考えてマジックの色が付くのが嫌なパーツは裏にして使うようにします。

皮革には本革と合皮がありますが、仮面ライダーなどは塗装しますからどちらでも問題ないので安い方の合皮を使う方が良いですね。たくさん買っておけば困りませんから。

仮面ライダーで革パーツと言えば耳カバーですよね。初期の一号二号に付いています。言ってしまえばAタイプとBタイプこの2種類のマスクにのみ付いているパーツです。プロトタイプともいえるマスクなので、量産型と言えるその後のマスクからは省略されたようです。
では耳カバーとは何のためのパーツなのでしょうか?FRPマスクのエッジから役者さんの耳を守るため。それとマスクが上方向にスッポ抜けないようにするためですね。
耳カバーの色ですが…旧一号はクラッシャーと同じ緑色に塗装され旧二号はマスクと同色に塗られていました。被ったり脱いだりする時に擦れたり折れたりしますので色は時々剥げたようですね。
今回のレプリカでは意図的に色剥げを表現しています。サンドペーパーで擦って剥がしています。形もピンと張っているとわざとらしいので曲げ癖を付けています。

Aタイプの二号、オープニングで使用されたバージョンです。
この時にも試行錯誤の最中だったのでしょう。後頭部の髪を隠す革この部分は実際にかぶってみて思ったのですが、開いた状態では被るのが難しいので内側に織り込んで被ってから外に伸ばしたのではないでしょうか?実物の画像でも折り癖が強くついていて塗装が剥げていたようです。後頭部の中央にはGボンドの跡が大きく残っているのも特徴です。このボンドが革パーツを着ける時に付着したのか?何らかの接着の跡なのかは不明です。

もう一か所、革パーツが使われている部分があります。覗き穴の内側です。(画像はAタイプ初期型)
AタイプBタイプ共に初期の段階にだけ存在したパーツです。この革パーツは肌色隠しだと思います。役者さんの頬の肌色が見えないように内側に貼ったようです。このパーツの所為で視界は狭くなり見えにくかったようですね。五百円玉の直径位しか開いていませんからね。

必要ないと判断したようで撮影途中から取り外されます。

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