5.下顎造形~顎の形状の秘密

芯にゲージ(プラ板)をネジ止めして、粘土を詰め込んでいきます。粘土に隙間があると地盤沈下が起こりますので…シッカリとぐいぐい詰め込んでいきます。

一度石膏取りに使った「捨て粘土」ですので躊躇なく使います。表面の層は新しい滑らかな粘土を使ってます。

ゲージのネジを外して取り除きます。

顎の下を造形中です。芯の角度を変更できる仕様は大成功ですね!作りやすいです。

マスクを乗せてチェックしました。

…う~ん。横幅が狭いですねぇ。新一号みたいですねぇ。この解説は下に書いておきます。

下顎を上から見た画像です。横の広がりはこれ位なのです。修正しました。
広がった状態に見えるように粘土を乗せて造形しましたが、切り込みを入れて実際に粘土をグイと広げる方が早い。でも、粘土が落下するのが怖かったので…。

ラテックスの下顎は変形します。ゴムバンドで帽子に取り付けられて被るのですが、その時にバンドのテンションで幅が狭くなるのです。

新一号などの場合、マスクに取り付けられたゴムバンドで顎全体を吊りますので更に顎が細くなります。

実物顎

実物マスクです。

見えにくいですが…矢印で指しているのが下顎です。

Bクラブ顎

B-CLUB13号の画像です。

ゼネプロ製マスクのページに掲載された画像ですが…実は次項の私の作品の下顎なのですw(実物での解説のように書かれています。勘違いされた原因。)

下顎の幅はこの感覚で正しいと思います。旧一号の顎はマスクの丸みに合わせて広くして被る事が多いです。下顎の原型が幅広で作られているので、それを参考に広く作って正解なのです。

新一号になるとゴムバンドで顎ひもを着けていますので、顎が細く変形します。ラテックスは柔らかいので被り方で印象が大きく変わりますね。

2号のエラが張っているのは、抜けるのを防止するために耳カバーを折ってテンションをかけた結果、後部が下がるのです。2号編では歯の切込みを隠すように深くかぶります。そのうえで後部を下げるから余計にエラが張るのです。

2号になると耳カバーを外されたと解説されている事がありますが1号のリペイントマスクは最後まで耳カバーがありました。耳を折り畳んでマスクの抜け防止に使用されたために目立たないというのが正解です。一号編では耳カバーを下顎色に塗装、2号編ではマスク色で塗装、これも目立たなくなった原因ですね。

下顎の粘土原型はこれで完成とします。

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